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京都観光2008年9月14日 その1  建仁寺 [寺院 京都]

先日、京都の寺社観光に一人で行ってきました、お目当ては六道珍皇寺、六道の辻界隈、西福寺と子育て地蔵そして六波羅蜜寺、と清明神社、千本閻魔堂の予定でした。

阪急川原町を降りて、京都四条南座を右折して川端通りを下り、団栗通りを東へ向かい大和大路通を下って、六道珍皇寺へ向かっていましたら、左手になにやらお寺が、よく見ると建仁寺、特別拝観中とのことで入ってきました。
sDSCF0001.JPG
建仁寺は開山は栄西で1202年に将軍源頼家が寺域を寄進 天台、密教、禅の三宗兼学でした、現在は臨済宗です。
建仁寺の西門から入ると右手に法堂左手に本坊があり此処が特別拝観の受付。写真は法堂。sDSCF0002.JPG
本坊の中に入ると俵屋宗達筆風神雷神図が、sDSCF0003.JPGこれは複製?陶板だよね、たしか本物は京都国立博物館にあったんだと思います、思ったより小さいんだ~、それとこの図はこのお寺発祥だったんか~。
sDSCF0007.JPGそして方丈は安芸の安国寺から1599年に移築されたそうで重要文化財だそうです此処には本尊の十一面観音、橋本関雪筆の「松韻」「生々流転」「深秋」「白楽」などの襖絵がありましたが時間が無いのでスーッと通って方丈の庭園大雄苑に面した縁側を歩きます、sDSCF0005.JPGsDSCF0006.JPG庭園は奇麗な白砂でみごとな線が引いてあり、木々や苔の緑と石から枯山水で広々としていました。sDSCF0016.JPG大部屋や周りの木陰から涼しい風が通り抜けます此処でお抹茶に和菓子でもいただきたい気分になりました、そういえば庭園の奥に茶席があるようでしたが時間がなく行きませんでした。
方丈をぐるりと歩くと、本坊との間に中庭がありましたsDSCF0015.JPG
ここは潮音庭とゆ禅庭だそうで、真ん中に三つの石があり周りにも平たい石がならべてあります、木々は紅葉でしょうか?まだ色ついていませんが。先ほどの大雄苑とは趣が違います。
そして通りすぎてしまいそうな小さなお庭が有ります、sDSCF0014.JPGここも涼しい良い風が吹き込む場所です。近くに休憩所もあります。中央にツバキの木が一本、此処が○△□乃庭だそうです禅宗の四大思想(地水火風)を表わしているそうです。
さて、そこで良く見るとツバキの木下の苔が〇、井戸が□。では△は?奥の白砂を拡大ズームしてください。kkkDSCF0014.JPGここです。
△は白砂のここの盛形状だそうです、厳密に言うと三角の一部です。
では四大思想(地水火風)の風が書いてないが何故でしょう?。
地が□、水が○、火が△で、  風はさっきから感じ取っている方丈へ吹き込む涼しい風。
答えになっているでしょうか?私が感じたのはここまで。
次は特別拝観めだまの一つの法堂の天井が画双龍図です、sDSCF0009.JPG写真ではこの雄大さは100分の1以下です、見事です、この図は2002年創800年を記念して小泉淳作によりかかれたものです、結構新しかったんださて法堂を後にし境内を南に歩いていきますと三門「望闕楼」が有ります、sDSCF0017.JPGこの門は大正12年静岡の安寧寺からの移築だそうで、空門、無相門、無作門の三解脱門だそうです。門の向こうに見えるのは法堂です境内の中の松やその他の木々を見ているとお侍さんが出てきそうな錯覚に、
左手にはなにやら赤い壁がありました、この向こうに開山堂 などがあるようです。
南側の勅使門(重要文化財)の側から出たのですが大きな門でしたが質素な門でしたのでうっかり撮影忘れました。
次はお隣の摩利支天堂へ。


とにかく、今回の特別拝観では、写真ではあらわせられない、雄大さと涼しさ、生える緑とまばゆい白砂、法堂は大迫力の二匹の龍の舞が堪能できました。


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