高桐院 2009年3月29日 [寺院 京都]
さて、今宮神社を後にし、何処に行こうかと、そういえば、大徳寺がお隣さんだったな。
今宮神社の一の鳥居から楼門までの道に面して竹林のある土塀があったな~。
と思ったら、此処が高桐院の裏側でした。
表側へ回って立て札のある表門から入ってすぐの竹林と楓に囲まれた一直線の長い石畳がある唐門へのアプローチ。あのスピルバーグが唸ったとかなんとか?
緑の映える時期と紅葉の時期が有名ですね。
季節外れの時期だったのでここで人がいない状態での撮影が思う存分出来まいた。
ただ、もう少し緑が深まった時期か、紅葉の時期に撮りたいな。
この日は風が強く此処の竹林が風でしなり、カコン、カカカッ、ザワザワ カコンと不思議な雰囲気でした。先ほどの直線を曲がったら第二の入り口が見えてきます。
赤い椿が散見するのですが、いずれも遠方で良い写真になりませんでした。
此処を入ると書院の入り口です、ここの書院は利休の邸宅を移築した物だそうです。
もしかして、清明神社付近に利休邸宅跡の碑がありましたが、此処にあった物なんでしょうかね?
調べてみたらやっぱり利休の聚楽屋敷の広間の移築で意北軒というのだそうです。
その一室です。
本当はもっと薄暗い感じなんですがね、ちょっと明るく撮りすぎました。暗さでもう少し引きたてるべきでした。
書院の隣の茶室 鳳来 の窓から庭を眺めて。
これも少し露出の加減がミスですね、少し窓の外が白く飛んじゃってしまって不満です。
その茶室 鳳来 の床の間、照明が蛍光灯然としているので風流さが飛んでしまってるよ。残念。
次は松向軒という茶室。
利休好みの茶室だそうです、感想は『狭っ』です。
さて本堂(客殿)南のお庭へ。
常に誰かが長時間、縁側に座っておられるのでなかなかこのシーン撮れませんでした。
風流さに浸っておられる横での撮影ですので、気を使います。
このときも一瞬、先客がお帰りになられた10秒ぐらいの間に撮ったので少しアングルに不満が。
もう10秒後には別の方がお座りになられておりました。
再チャレンジは今回は断念。
もう一枚。
この下には10人ぐらい座っておられます。
お庭を別の角度から。
茶室 鳳来の横手から西のお庭に降りれます、といっても本堂前のお庭ではありません。
見事なつくばいがありました。
袈裟型おりつくばいと言い、加藤清正が朝鮮出兵のさい、王城の羅生門の基礎石を持ち帰り細川忠興(三斎)に寄贈したのだそうです。
三斎はいたく気に入り参勤交代のさい江戸まで持ち歩いたそうです。
運ばされた人は気の毒に。三斎ってマニアでつくばいフェチなんだ。
その奥に井戸と木戸その奥に燈籠が。
この井戸は三斎の墓碑に捧げるための水を汲み上げていた「三斎井戸」、奥の燈籠が利休が愛用し、秀吉が欲しがったためわざと欠損させ謙譲しなかった燈籠で、利休切腹の後、三斎に贈られたものです、そして三斎のお気に入り燈籠です。今では細川忠興(三斎)とそのガラシャ夫人の墓碑となっているそうです。
横から見ると、確かに欠けている。
すぐ横に細川家のお墓です、中央が細川幽斎のだそうです。
なんだか和気藹々に見えます。
さて帰るとします、入り口の唐門へのアプローチ部分を唐門側から。
今回の高桐院はじっくり時間をかけて構図を練らなかったのと、苔を踏まないようにとか足元の関係上変わったアングルは撮れませんでした。
もっと芸術的にとる勉強をせねば。
今宮神社の一の鳥居から楼門までの道に面して竹林のある土塀があったな~。
と思ったら、此処が高桐院の裏側でした。
表側へ回って立て札のある表門から入ってすぐの竹林と楓に囲まれた一直線の長い石畳がある唐門へのアプローチ。あのスピルバーグが唸ったとかなんとか?
緑の映える時期と紅葉の時期が有名ですね。
季節外れの時期だったのでここで人がいない状態での撮影が思う存分出来まいた。
ただ、もう少し緑が深まった時期か、紅葉の時期に撮りたいな。
この日は風が強く此処の竹林が風でしなり、カコン、カカカッ、ザワザワ カコンと不思議な雰囲気でした。先ほどの直線を曲がったら第二の入り口が見えてきます。
赤い椿が散見するのですが、いずれも遠方で良い写真になりませんでした。
此処を入ると書院の入り口です、ここの書院は利休の邸宅を移築した物だそうです。
もしかして、清明神社付近に利休邸宅跡の碑がありましたが、此処にあった物なんでしょうかね?
調べてみたらやっぱり利休の聚楽屋敷の広間の移築で意北軒というのだそうです。
その一室です。
本当はもっと薄暗い感じなんですがね、ちょっと明るく撮りすぎました。暗さでもう少し引きたてるべきでした。
書院の隣の茶室 鳳来 の窓から庭を眺めて。
これも少し露出の加減がミスですね、少し窓の外が白く飛んじゃってしまって不満です。
その茶室 鳳来 の床の間、照明が蛍光灯然としているので風流さが飛んでしまってるよ。残念。
次は松向軒という茶室。
利休好みの茶室だそうです、感想は『狭っ』です。
さて本堂(客殿)南のお庭へ。
常に誰かが長時間、縁側に座っておられるのでなかなかこのシーン撮れませんでした。
風流さに浸っておられる横での撮影ですので、気を使います。
このときも一瞬、先客がお帰りになられた10秒ぐらいの間に撮ったので少しアングルに不満が。
もう10秒後には別の方がお座りになられておりました。
再チャレンジは今回は断念。
もう一枚。
この下には10人ぐらい座っておられます。
お庭を別の角度から。
茶室 鳳来の横手から西のお庭に降りれます、といっても本堂前のお庭ではありません。
見事なつくばいがありました。
袈裟型おりつくばいと言い、加藤清正が朝鮮出兵のさい、王城の羅生門の基礎石を持ち帰り細川忠興(三斎)に寄贈したのだそうです。
三斎はいたく気に入り参勤交代のさい江戸まで持ち歩いたそうです。
運ばされた人は気の毒に。三斎ってマニアでつくばいフェチなんだ。
その奥に井戸と木戸その奥に燈籠が。
この井戸は三斎の墓碑に捧げるための水を汲み上げていた「三斎井戸」、奥の燈籠が利休が愛用し、秀吉が欲しがったためわざと欠損させ謙譲しなかった燈籠で、利休切腹の後、三斎に贈られたものです、そして三斎のお気に入り燈籠です。今では細川忠興(三斎)とそのガラシャ夫人の墓碑となっているそうです。
横から見ると、確かに欠けている。
すぐ横に細川家のお墓です、中央が細川幽斎のだそうです。
なんだか和気藹々に見えます。
さて帰るとします、入り口の唐門へのアプローチ部分を唐門側から。
今回の高桐院はじっくり時間をかけて構図を練らなかったのと、苔を踏まないようにとか足元の関係上変わったアングルは撮れませんでした。
もっと芸術的にとる勉強をせねば。
2009-04-14 19:53
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コメント(28)
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どの写真を見ても、とても静かな雰囲気が感じられて、すごくいいです (^^)
和の美…とでもいいましょうか…
なるほど、苔を踏まぬようにとか、いろいろと気を遣って大変なんだ…
でも、これで『もっと勉強をせねば』と言われたら、ボクなんか出せる写真が
なくなっちゃいます (><)
全部ステキです (^^)
by なかちゃん (2009-04-15 08:53)
つい先日 細川がラシャの本を 読んだばかりです。
それにまつわる高桐院ということで、興味をもって拝見しました。
昔の建物の中は、一般住居はもとより、城郭内部も暗いですね。
それゆえ、昔の人は行灯や蝋燭の光でも、読書、筆記ができたのでしょうか・・
京都のお寺周りをしたことはありませんが、日本の歴史や文化の遺産のようですね!またブログに貼ってください。
by 般若坊 (2009-04-15 13:35)
最近へうげもの読んでるんで、利休の好みそうな茶室、なんとなく判るような気がします。
なんとなくですがね(爆)
by くまら (2009-04-15 14:47)
どのお写真も
奥行きと空間を感じてとても落ち着いていますネ^^
すごくしんとしたステキな空気を感じました。
by つなみ (2009-04-15 16:36)
四季折々、風情があって良いところですね。
by せつこ (2009-04-15 20:41)
自然と調和した感じがしてとても良い写真ばかりですね(^-^)
by tonta (2009-04-15 21:22)
素晴らしい写真ばかりですねー!
by めもてる (2009-04-15 22:54)
こんばんわ
侘び寂びの世界、、、
堪能させて頂きました!
by hir (2009-04-15 23:02)
どの写真を見ても荘厳さが感じられます。
by mamii (2009-04-16 01:14)
壁好きとしては、静かに時を重ねてきた漆喰の風合いが素敵過ぎます(゚▽゚*
by Greenmen (2009-04-16 06:55)
縁側では腰を下ろしたくなりますね~
広い庭園があって風情があるから余計に...
紅葉の時期はきれいかもしれませんね、
ただ縁側の人気はもっとすごいことになるかも...(笑)
by やすピー (2009-04-16 10:11)
心和むお写真ばかりでー
すっきりした気分になりました☆
by chibiroh (2009-04-16 13:54)
どのフォトたちも綺麗に切り撮られて、素晴しいです
しかし、癒されるなぁー^^
by Ranger (2009-04-17 12:00)
先日はじむ員のブログを読んで下さり、nice!もいただきまして
ありがとうごさいました^^
by じむ員 (2009-04-17 14:33)
こんばんは。
しっとりとした写真がnice!
静けさが伝わってきます。
ここは、まだ行ったことがないです。
室内の照明は工夫をして欲しいものですね。
欄間の桜がかわいい。
by 京男 (2009-04-17 21:01)
お越しいただきniceをアリガトウございます。
素晴らしいお写真ばかりですね。
しっとりとした雰囲気に癒されます。
by yakko (2009-04-17 22:09)
素晴らしいっ写真ですね。
by green_blue_sky (2009-04-17 22:27)
日本の美、ここにありって感じですね。
素晴らしいです。 ^^v
by moz (2009-04-18 17:57)
落ち着く空間の演出 たいしたものですね
by COLE (2009-04-18 18:56)
こんばんは。☆
by goro2001 (2009-04-18 21:21)
和室から庭園を切り取る感じの写真。だけでなく、苔むした風流さ。
これは、京都に行かないと見られませんね。でも、ホッとします。
やっぱり、京都は奥深い。1回住んでみたいですね。
by ノリパ (2009-04-19 18:07)
どの写真も上手く撮れてますね感心します。
by HIRO (2009-04-20 19:55)
この時季の高桐院もいいですね^^
行ってみようかなぁ~
by Lupin (2009-04-20 20:09)
ヤバッ、、、僕には見えない、、、10人が
うぅ~ん、、、チョット疲れてるのかなぁ~~o(´▽`*)/
by emuzu (2009-04-21 14:58)
静かな空間に一時の安らぎをえました(^_^)。
by aranjues (2009-05-06 11:03)
超 遅 返信ですが。
少し仕事に暇が出てきつつあるので。
>なかちゃん さんへ
帰ってきてから構図を見るとも一つあまいのが気になりますよ。
>般若坊さんへ
細川がラシャは興味惹かれますね。
高桐院には細川がラシャさんは住んでいないんですけどね。
どちらかというと千利休のほうが関係あるような感じ。
> くまら さん
わたしもへうげもの時々読みます。
> つなみ さん
そうか、奥行きを表現したかったんだ僕は、無意識だったので未熟ですがね。
> せつこ さん
四季折々の風情のほかにお庭を観ながらお茶が出来ますよ此処は。
>tonta さん
自然との調和が考えられたお庭なんでしょうね。
返信一旦休止です、続は、仕事の合間にまた書きます。
by tasuchan (2009-05-25 12:37)
続きです。
>めもてる さん
被写体負けしてますかね。
> hir さん
ほんと侘び寂びですね。
> mamii さん
荘厳さの10分の一でも伝わればと思います。
>Greenmen さん
壁好きですか、ウーン奥が深い。
>やすピー さん
縁側で瞑想にふけるのもよし、お茶お菓子でいっぷくも出来ますよ此処は。
>chibirohさん
和んでいただけたら本望です。
>Rangerさん
ありがとうございます、未熟者で恐縮です。
> じむ員さん
ワンちゃん出来るだけ元気で入れたらいいですね。
>京男 さん
欄間の桜良いですよね。
>yakkoさん
またお伺いしますね、しっとりですか、しっとりですね。
ここでまた一旦休みます。
by tasuchan (2009-05-25 20:14)
再開
>green_blue_sky さん
対象が良いですからね。
> moz さん
ほんと日本的ですね。
>COLE さん
落ち着きますね、確かに。
> goro2001 さん
こんばんは、またいきますね。
>ノリパ さん
京都住みたいですね。
> HIRO さん
なかなか思うように撮れません
> Lupin さん
新緑も良いものです。雨も良いかもしれません。
>emuzuさん
厳密にはカメラ右下に一人だけ、そのさらに両側に10人ほど。
>aranjues さん
人がいるのに静でしたよ、シャッター音が響いて困りました。
by tasuchan (2009-05-25 22:15)